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2024.03.27.Wed

メイドになった理由と、ミリの思うメイド論

担当

ミリ

ミリ

旦那様お嬢様、はじめまして。

ミリ】と申します 🍰

2月からお屋敷でお仕えさせていただいている新人メイドです。

 

私はお嬢様育ちのメイドです。いつも旦那様、お嬢様にお仕えする緑屋根のお屋敷の外、ずっと遠くに、今でもご帰宅する大好きなお屋敷があります。

今日は、私がメイドになった経緯と、メイドというものについて考えることを少し、認めようと思います。(少し、のつもりが長くなってしまいました。眠れぬ夜のお供にでもなれれば幸いです)

最初のブログというと自己紹介が定番かなとも思いましたが、まず何よりも先にこのことを書こうと決めていました。私のことに関しては普段のお給仕やツイートから知っていただけたらなと思います。

 

🍰

 

まずは、私がミリとしてお仕えするに至った経緯について。

冒頭の繰り返しになりますが、私はとあるお屋敷が大好きで、頻度は高くないものの以前からお嬢様としてご帰宅していました。楽しげにご帰宅する友人に影響され、私も連れて行ってと自ら声をかけたのがきっかけです。

そのお屋敷でお給仕をするメイドさんたちはきらきらしていて、憧れそのものでした。

そこで目にする景色は、メイドさんたちの瞬きウインクひとつ、一挙一動が掛け替えのない情景と成り行くのです。憧れといっても、こうなりたいというよりは、ただ惚れ惚れとするような対象で。

お屋敷というのは、決して広い場所ではありません。それでも、個性豊かな、主のことを想うメイドさんで溢れたその場所は、テーマパークと呼んでも差し支えないようなわくわくを貰えるのです。

しかし、先述の彼女を除いて、身近に同じ趣味を持つ友人はいませんでした。偏見すら持たれていたかもしれません。ですが、私はいつしか、できることならあの場所のすばらしさをもっとたくさんの人に伝えたいと思うようになっていました。

 

 

けれど正直、メイドに挑戦してみようと決めるまでにはたくさん迷いました。

憧れは憧れのままにしておいたほうがいいのではないか。憧れと、この世界観の魅力を伝えたいがために自らがお給仕する側となろうだなんて、烏滸がましいのではないかと何度も思いました。

憧れのメイドさん、大好きなメイドさんを思い浮かべると、私は如何にしようとも彼女たちのようにはなれないのだからと諦めそうにもなりました。

 

ただ、小さくとも私にできること、私にしかできないことだってあるはずです。それならやりたい、やらない手はありません。

そこでなんとか見つけた糸口が、たくさんのときめきとわくわくをもらったメイドカフェという世界を、もっと多くの方にお伝えすることでした。

憧れを胸に抱きながら、背中を追いかけながらでも、私にできることをしたいという考えに至りました。

 

 

とっても素敵なことだと思いませんか?

お屋敷でメイドさんを見て育ったお嬢様が、自分もメイド服に袖を通す。

 

いつもどれほどわくわくでお屋敷までの帰路についていたか、どんなお給仕をされて嬉しかったか、ひとりのお嬢様として覚えているんです。

 

けれど、私が好きなお給仕やメイド像ばかりを追い求めていても、それは独りよがりにしかなりません。

ご帰宅された旦那様お嬢様、目の前のお一人おひとりと対話をすること。

お屋敷までどんな思いで、どんなお給仕を求めていらしたか。そこに思いを馳せ、私自身の思い出を胸に留めながらも、まず何よりみなさまの望むお給仕をすること。

 

 

メイドというのは、それだけで成り立つものではありません。旦那様お嬢様にお仕えしてのメイド。皆様がいらっしゃらなければ、「ミリ」はメイドにはなれません。

 

 

いつかメイドカフェに足を踏み出そうかなと考えてくださっている、未来の旦那様、お嬢様へ。

 

お屋敷ではいつでもメイドたちが貴方様のお帰りを楽しみにしています。

画面を通じてお屋敷を思っていただけるだけでももちろん嬉しいのですが、お屋敷の扉を叩いてくださったその日には、とびきりのお給仕でお迎えいたします。

もし、もしも、私をきっかけにお屋敷に興味を持っていただけたなら、それが私がメイドになった意味です。貴方にいつかお会いできる日を、心から楽しみに、お屋敷でお待ちしております。

 

 

そして、いつもご帰宅してくださる旦那様、お嬢様へ。

 

「ミリ」をメイドでいさせてくれて、本当にありがとうございます。

好きなメイドさんの言葉をお借りしてしまいますが、私の本心です。

私は私の意思でメイドになったけれど、メイドを続けていられるのは、旦那様お嬢様のおかげです。

まだまだお仕えするようになって日が浅い私ですが、きっとこれからさらにこのことを実感するのだと思います。

大好きな先輩方にも恵まれ、お給仕のたびに心を踊らせていますが、未来は輝かしいばかりではないかもしれません。これまでの短い間でさえ、迷いが生じたこともありました。

それでも、このお屋敷でなら何でも乗り越えられる気がしています。

 

素敵な、大好きなお屋敷をさらに盛り上げるお手伝いができることが、本当に、本当に幸せです。

関わってくださる皆様に、どれほど感謝を述べても足りません。

これからも、あなたのお側でお仕えさせてくださいね🤍

 

新人メイド ミリ🍰

ミリ

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ハウスメイド

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