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日常

2020.12.23.Wed

マヒル「この世には二種類の人間がいる」

担当

マヒル

マヒル

 ご存知の通り。

 「チェンソーマンを読む者」と「チェンソーマンを読んでいない者」ですね。

 こんにちは、マヒルです。チェンソーマンを読み終えました。

 この世のどこかに存在するという「チェンソーマン(以下”チェ”)を読んでいない方」へ、かんたんに説明しますと……デンジという16歳の少年が親の借金を返済するべく、頭部にチェンソーの刃が生えている愛犬と共に悪魔退治をする話です。

 12月13日から読み始め、昨日ようやく最終回を読み終えました。

 ながく、くるしいたたかいでした。

 このあいだは家とお屋敷の道程、休憩時間、家での空き時間……すべてをチェに捧げました。

 すべてと言っても、ジャンプのバックナンバーで読むと当然のようにチェ以外にもおもしろい作品がたくさんあります(アンデラとか! マグちゃんとか! マッシュルとか!)。それらの情報密度に押しつぶされかけながら、なんとかたどり着けたのです。

 読み終えたころには、いつの間にかチェのTシャツを購入しておりました。2枚も買うと着まわせて便利なのでよかったです。

 まだまだチェに費やしたい気持ちがたくさんあるのですが、さすがにコミックスやら何やら出費がかさんでいるのでしばらくはお預けです。自分がんばってえらいな~という時が来たら買うつもりです。とくに来年はグッズ展開・コラボカフェなどなどがあるそうなのでそれに向けてがんばってえらくなるつもりです。

 もともと作品を好きになるとのめりこむタイプなのですが、それにしてもチェにはとんでもない魔力を感じました。どうしてだろう? と思ったので、この場を借りていろいろ後付けで理由を探してみます。あくまでも私個人の考え方・感じ方なので人それぞれのご意見があるかと思います。

 まず、物語において伏線は多種多様の張り方がありますが、人々がチェの続きを求めてやまなかったのは「きもちのいいミスリードがあり続ける」ところじゃないかなと思います。

 かつてジャンプで連載していたタイムパラドクスゴーストライターは「主人公がこれから何をするか宣言する」というのがだいたいの流れだったように思います。それはその主人公が大人で、自分の頭で考えながら生きているからなのでしょう。賢いし、なにより夢にかなりのこだわりを持っていたようなので彼の言ったことは基本その通りになります。

 それと比べてチェの主人公(以下”デンジ”)は近い未来を予想しなかった

 できなかった、のほうが正しいでしょうか。人生に選択肢がなかった。だから夢想はすれど宣言する(自分で考える・決める)のはとてもむずかしかったのではないかなあ。手元にないものを探して選べと言われても、ごはんすらまともに食べられないような生活ではちょっと難しいでしょう。

 そのかわりに「信頼はできないが信用できるキャラがのちの展開をほのめかす」ので、読み手からしたらまあまあ最悪な未来をたくさん想像してしまう。心中穏やかではありませんよ。

 この不安を救ってくれ……って言いながら次の話を手に取ると、期待を裏切られるという言葉がちょっと合わないような……ドッキリ大成功~! みたいなのが待っています。どうしよう、うまく説明できない。これに関しては具体的な例を出したいので、はやくチェを読んでください。頼みました。1月に10巻が出て、3月に11巻が出るそうですよ。

 もちろん上に書いたことで、わかった気にはなりません。藤本タツキ先生の画風や構成によって生まれる独特の空気感で、そう思い込んでいるだけかもしれませんし。

 ただ、どうしても自分が受け取ったフワフワした感情を言語化したい。なにで構成されているのかを知りたい。理屈めかせたい。この形こそが、私のできる最大の「作品の愛し方」なのです。

 デンジは共感こそまったくもってできませんが、たっぷりと愛嬌のあるキャラクターだと思います。作品を読んでいるさなかも、読み終えてもなお、デンジの思考にいっさいの共感はできません。でも、デンジが生きていると実感するたび胸が震えるし、寒そうにしていたりおなかをすかせていたらこちらだってさみしい気持ちになる。

 残念ながらデンジへの感情はまだ言葉にならないのですが、これが愛しさというものでしょうか? それならすこし悔しいですね。いつかできるようになりたいです。ただ単に昨日の今日で読み込みが足りないだけかもしれませんが。

 まだ書きたいことがたくさんあったのですが、時間が来てしまいました。続きはお屋敷でお話しいたしましょう。

 それでは、さようなら。

マヒル

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ハウスメイド

マヒル

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